Keeper + Ravensburger

事例紹介 ドイツの玩具大手会社ラベンスバーガー社がKeeper Securityでパスワードのパズルを解く

ドイツの玩具・出版社、スムーズなエンドユーザー機能と
サポートでパスワード管理を標準化

Microsoft Azureとの統合によるユーザーの一元管理

KeeperFill®ブラウザ拡張機能で複数のブラウザをサポート

パスワードとユーザー認証の
ヘルプデスクチケットを削減

シンプルなUI、AppleとAndroidの
モバイルサポート

さまざまなMFAおよびSSOオプションとの統合

ラベンスバーガー社について

ラベンスバーガー社は、いくつかの有名な玩具ブランドを持つ国際的なグループです。その使命は、"本当に大切なものの発見を促す "ことです。ラベンスバーガー社の製品とサービスは、一体感を促進し、知識と社会性を養い、くつろぎをもたらしつつ永続的な思い出を作り出します。ラベンスバーガー社の最も重要なブランドである青い三角形は、ゲーム、パズル、アート&クラフト、ドイツ語の児童書や青少年向け書籍において、ヨーロッパをリードするブランドの一つです。青い三角形のおもちゃは世界中で販売されています。

国際的なブランドであるBRIOとThinkFunは、グループのポートフォリオを拡大しています。ラベンスバーガー社は1883年の創業以来、家族経営を続けており、伝統と成長を基とした価値観によって形成されています。2021年、ラベンスバーガーの従業員数は2,413名、純収入は6億3,600万ユーロを達成しました。ラベンスバーガー社はドイツのラベンスブルクとチェコのポリカで自社工場を運営しています。

課題

ラベンスバーガー社のIT チームは、世界中のオフィス、生産拠点、同僚をサポートし、幅広いオペレーティングシステム、ブラウザ、アプリケーションを業務全体で管理しています。多くの企業と同様、ヘルプデスクは毎週、パスワード関連やユーザー認証のサポートチケットの解決にかなりの時間を費やしていました。

一部の従業員は、紙とペンでパスワードを保管していました。また、ブラウザに内蔵されているパスワードマネージャーを使って管理している従業員もいました。これらの従業員はパスワードを取り出すことができますが、ブラウザ内蔵のパスワードマネージャーは暗号化されていないため流出しやすいなど、独自のセキュリティギャップや課題を抱えていました。また、同じ企業プロフィールを使用するSNSチームのように、共有アカウントを通じてプロジェクトに協力し、貢献するグローバルチームの生産性を阻害します。

ITポリシーが存在するにもかかわらず、パスワードと記録の共有は従業員個人の裁量で行われていました。ロールベースのアクセス権限を標準化し、容易にする技術的なソリューションがないため、特に従業員が分散している企業にとっては、サイバー脅威に対する全体的な防御を形成する上で、深刻なセキュリティ上の課題となっています。

ラベンスバーガー社はパスワードの迷宮に陥っていました。同社が選んだパスワード管理ソリューションは、ユーザー認証を管理するためにローカルのアクティブディレクトリと共に使用しているMicrosoft Azureと統合する必要がありました。将来のソリューションには、さまざまなブラウザやデバイスで利用できるなど、エンドユーザーにとって使いやすい機能が不可欠でした。ズワカ氏とITチームは、「もしソリューションがエンドユーザーにとって複雑すぎるものであれば、自分たち自身と従業員にとってより困難なものになる」とわかっていました。

技術的な観点からは、衛星システムとの統合が重要でした。また、私たちが選んだ
ソフトウェアは、一般の従業員が使えるほどシンプルであることも重要でした。

–ベンジャミン・ズワカ、上級システム管理者

Keeperの解決策

ITチームがまずKeeperを採用し、その後マーケティング、経理、財務、ビジネスインテリジェンスなどの他部門でも利用できるようにし、生産性とコラボレーションのための不可欠なツールとしての地位を急速に確立しました。Keeperに統合された多要素認証(MFA)シングルサインオン(SSO)オプションにより、SNSとマーケティングマネージャーは共有アカウントで安全に共同作業ができるようになりました。

開発部門を含む、より技術的なユーザーは、パスワード記録とSSL証明書を共有する必要があるときに、Keeperの価値を感じています。Keeperが提供する業界をリードするセキュリティ強度は、その使いやすさと相まって、ヘルプデスクのパスワード関連のチケット数を大幅に削減することに成功しました。

ラベンスバーガー社はまた、従業員のパスワードがダークウェブ上で公開されていないか常にスキャンする強力なビジネス監視ツール、BreachWatch®も有効にしています。パスワードがダークウェブに流出した可能性がある場合、ラベンスバーガー社の管理者やエンドユーザーに即座に警告を送信し、対策を講じて組織を保護するよう通知します。個々の従業員と企業全体にリスクレベルの評価が提供されるため、ユーザーと管理者は脆弱なパスワードを積極的に変更し、強固なパスワードを設定することができます。

Keeperをラベンスバーガー社の組織全体に展開する際、管理者はユーザーガイドドキュメントポータルトレーニングビデオが管理者と従業員にとって有用であると感じています。Keeperの直感的なUIは、迅速な導入を促進しました。ズワカ氏は、ラベンスバーガー社のパスワード管理が改善されただけでなく、社内のセキュリティに対するユーザーの意識も高まったと Keeper を評価しています。

Keeperを導入する前は、セキュリティに責任を持つのはITチームでした。今では全員が
ITセキュリティの責任を負っています。Keeperには、全員が参加し、会社を守るための
ソフトウェアがあります。

–ベンジャミン・ズワカ、上級システム管理者

利点

安全性

Keeperはゼロ知識のパスワード管理ソリューションです。これはKeeperに保存された全ての情報はエンドユーザーによってのみアクセス可能であることを意味します。全ての暗号化と復号化はユーザーのデバイスのみで行われ、データはトランジット(TLS)およびKeeperのインフラストラクチャ(AES-256)上で安全に暗号化されます。データの平文バージョンは、Keeper Securityの従業員や外部の第三者には一切公開されることはありません。Keeperは顧客データの保護に対してとても熱心に日々努め、万一Keeperがハッキングされた場合でも、ハッカーはなんの意味もなさない暗号文にアクセスするだけです。

パスワードに対する意識と行動の改善

ほとんどの企業は、従業員のパスワードの使い方を限定的にしか把握できないため、サイバーリスクを大幅に高めています。パスワードの使用とコンプライアンスに関する重要な情報がなければ、パスワード衛生を改善することはできません。Keeperは、包括的なパスワードレポート、監査、分析、通知を提供することにより、これを解決します。

各ユーザは、ボルトの暗号化、パスワード記録の共有、およびユーザ間のメッセージに使用される公開キーと秘密鍵のセットを持っています。共有された情報は受信者の公開キーで暗号化されます。Keeperの記録共有方法は使いやすく、安全で、迅速です。

迅速なセキュリティ保護

Keeperはビジネスの規模に関係なく、迅速で簡単に導入することができます。KeeperはActive DirectoryとLDAPサーバーと統合し、プロビジョニングとオンボーディングを合理化します。既存のSSOソリューションに統合するには、Keeper SSO Connect®をご利用ください。

Keeperは様々な規模のビジネスにも対応

Keeperはどんな規模のビジネスにも拡張できるように設計されました。ロールベースの権限、チーム共有、部門別監査と委任管理などの機能は、あなたのビジネスの成長をサポートします。Keeper Commander™は、現在および将来のシステムに統合するための堅牢なAPIを提供します。

Keeperでビジネスを守る

Keeperがどのように個人情報とアクセス管理のための使いやすいプラットフォームで御社のビジネスを保護できるかについてもっとお知りになりたい場合は、無料トライアルまたはデモのために、弊社の営業チームまでご連絡ください。

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